人間は皆、やる気や好奇心を持っています。これらは欲求≠ニ言ってもいいかもしれません。欲求の無い子はいないのです。「遊びたい」「食べたい」「愛されたい」、そして「知りたい」「身に付けたい」といった学ぶ欲求も本来持っているのです。言葉を覚え始めた時や字が読めるようになってきた時のキラキラした子どもの目はご記憶にあるはずです。

 では、なぜ学ぶ意欲が無くなってきてしまったのでしょう?

 毎日の生活の中で、「早く起きなさい」「残さず食べなさい」「宿題しなさい」「歯を磨きなさい」等々。「〜しなさい」という言葉を何回使っていますか?そしてその時に返ってくる言葉はきまって「わかってるよ!」「今やろうとしてたの!」といった反抗的なものではないでしょうか。子ども達は日々「〜しなさい」という強いらされる言葉を浴びせられる中で、自分で考え、自分で選び、自分で決めるというやる気≠ヨとつながる行為をやめてきたのです。
  最近は指示待ち人間が多いと言われているのもその辺が原因ではないかと私は思っています。

 

やる気≠フ源は、自分で考え、自分で選び、自分で決めるという 納得感 ≠ノあるのです。 やる気は行動へとつながり、強い達成感につながっていくのです。

 

 コーチングを学んできた私は、コーチングを子どもの教育に活用できないかと考えていました。コーチングは自分で考え、自分で決めて、行動に移していく過程をサポートするコミュニケーションスキルです。子ども達も自らの考えの中で自ら学習していくことができれば勉強を楽しく思えるのではないか、そう考えていました。誰か (例えば先生や親)がいなければできないというのは楽しいことではないのです。

 そんな時、知人から紹介されたのが『らくだメソッド』 (通称らくだ教材)でした。早速、開発された平井雷太さんに会い、話を聞きました。開発に至ったきっかけ、これまでの様々な経緯、そして平井さんの著書に目を通しました。さらに私自身もこの教材に取り組んでみてこの教材の完成度の高さを実感し、導入することを決意しました。
  らくだ教材が他の教材と決定的に違うのは、自分で採点するということです。個別学習をうたっている塾やその教材は山ほどありますが、自分で採点する教材はありません。自分で採点しないということは誰かがいなければ勉強ができないことになります。そして採点の中に自分の思考過程の振り返りやどこが違っていたのかが瞬時に分かるのです。らくだ教材は採点までを子どもがやることによって、まさに子どもが自分だけで学べる教材になっているのです。

 らくだ教材こそ自分で進度を考え、自分でプリントを選び、自分で問題を解き、自分で採点する、そしてそれをコーチがフォローするというコーチングスタイルの学習ができる教材なのです。
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