塾長ブログ

ありがとう

今年度もご支援、ご協力ありがとうございました。
子どもたちの成長を見ていると、本当に1年は早いものだと感じます。
毎日見ていると気づきにくいことでも、1年前はどうだったかを思い出してみると、様々な面で大きく成長していることがはっきりとわかります。

「ありがとう」は、コーチングでよく使われるアイメッセージ「私」を主語にしたメッセージ)の中で、私が一番好きな言葉です。
「ありがとう」が、どうしてアイメッセージなのかというと、
私はあなたに有り難いと思っている」
ということだからです。

では、「有り難い」とはどういう意味なのでしょうか?
「有ることが難しい」⇒「ありえないほどの奇跡」ということのようです。
目の前で起きていることが当たり前ではなく、奇跡のようなことだからこそ、感謝するということですね。
おおもとは、仏教の「命の誕生」、「人間として生まれてくることへの奇跡」ということが「有り難い」の語源と言われているようです。
まさに、子どもが生まれてくるときに親が思う「生まれてきてくれてありがとう!」が語源なんですね。

さて、話を戻しまして、「ありがとう」という言葉ですが、これは命令、指示、誘導する言葉やたんなる挨拶ではなく、あくまでもこちらの気持ちを伝える言葉です。
自分に向けられている言葉ではないので、相手も受け取りやすく、それなのに受け取ってくれた相手も良い気持ちになれる魔法の言葉なのです。

私も、どんなことも「当たり前のこと」とせずに常に「奇跡なこと」として、これからも使っていきたいと思います。

皆さんも、お子さんだけでなく、まわりの人にどんどん使ってみてください。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

塾長 木口

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