塾長ブログ

気持ちはわからない

「何を考えているのか、さっぱりわからない」
よくお悩みで耳にする言葉です。
この言葉には、コミュニケーションの本質的な部分が凝縮されているように思います。
この言葉を色々な角度から見てみたいと思います。

まずは、この言葉が出てくる背景。
お子さんの様子に満足されている時には、冗談っぽく言うことはあっても、悩みとしては出てきません。
自分の中に不満があり、お子さんに対して「こうなって欲しい」「○○して欲しい」、
もっと言えば「どうして○○しないのか」「どうやって○○させようか」といった、思い通りにならない気持ちがある時ではないでしょうか。

次に、どうしてわかりたいのでしょうか?
第一にあげられるのは、わかると自分が安心できるからです。
サスペンスドラマでも殺されそうなシーンで
「あなた、何考えてるの!」
なんてセリフが出てきますね。何を考えているのかわからないのはとても不安です。
お子さんの考えていることが分かれば、対処法を考えることができ安心できるのです。
第二には、わかることで自分の経験や知識からお子さんに答えを与えることができ、解決につながると思うからです。

どれもお子さんを思う強い気持ちの表れです。
悪いことではありません。
しかし、□□□の部分には相手を思うようにしたい、コントロールしたいという気持ちが隠れています。
だれでもコントロールされるっていやなものです。
そして、言っていることが理解できない、考えていることが分からないと、お手上げにしてしまったり、自分が納得できる答えが出るまで聞き出そうとするのでは、子どもはかたくなに心を閉ざしてしまうものです。

元々、他人の気持ちなどわかるものではありません
わからなくて当然!の気持ちで 「そうなんだ」「そう思っているんだ」と、ただただ話を受け取ってみてください。
そして興味をもって「どうしたいの?」と聞いてみてください。
お子さんは自分の中から答えを見つけ出していってくれるでしょう。

塾長 木口

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