塾長ブログ

コミュニケーション

12月に中塩田小学校の5・6年生、計6クラスで
「コミュニケーションを考える授業」を担当させていただきました。
子どもたちみんなが自分のコミュニケーションを振り返りながら、どういうコミュニケーションを取っていきたいかを真剣に考えてくれました。

やってみて、誰一人孤独がいいという子はいませんでしたし、仲間を作りたい人と仲良くしたいという気持ちを、みんなが持っていることが分かり、とてもうれしく思いました。

コミュニケーションの定義というと難しいのですが、
辞書では「互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと」などと書いてあります。
本当はどういうことなのでしょうか?

「コミュニケーションが得意な人?」
と聞くと、なかなか手が上がりません。そこで、
「どうして?」
と聞くと
「話すのが苦手」
という返事が返ってきました。

コミュニケーションは互いに伝達し合うことなのですが、今回の子どもたちのワークを通して見えてきたものがありました。
それはコミュニケーションは話が上手にできるかどうかではないということです。
口数の少ない、あまりしゃべっていない子でも仲間をつくれているなと感じる子はたくさんいます。

子どもたちの振り返りシートに多く出てきていたのは、「思いやり」「相手のことを考える」「優しい気持ち」といった言葉。
コミュニケーションは技術ではなく、そのベースになっている〝心〟の部分なんですね。
そう考えるとコミュニケーションに得意不得意はありません。誰でもコミュニケーションの達人になれるわけです。
今回も子どもたちから教えてもらいました。

「思いやり」「相手の気持ちを考える」「優しい気持ち」でコミュニケーションを取っていきましょう。

塾長 木口

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