塾長ブログ

分からないことに興味を持つ

無意識にとっているコミュニケーションは、自分のためにとっています。
自分が伝えたいから
自分が分かりたいから
相手と同じ気持ちを共有したいから
そうすると、
自分ばかり話してしまったり、
分からないことは話さなくなったり、
同じ(似た)気持ちになれないとつまらなかったり
と、逆にコミュニケーションがうまくいかなくなります。

教育コーチングのコミュニケーションは相手のために行います。
相手が話をする場をつくり、
話すことで相手の気づきを促進し、
自発的な行動につなげるのです。
ですから、必然的に相手の方が話す場面が多くなります。
自分が分からなくてもOK、同じ気持ちにならなくてもOKなのです。
『分からないから興味を持てない』
ではなく
『分からないから、興味を持つ』
のです。
分からないことに興味を持つと、
『知りたい、教えて』
というコミュニケーションになります。

そして受け取り方は、分からないから否定するのではなく、
「そうなんだ、それで?」
もっと教えての気持ちで続けるのです。

どんどん話すうちに、
奥の奥の方にあった気持ちや感覚、考え、思いに気づくのです。
自らの気づきは、人から言われたものと違って納得感がともなうので、
そのあとの行動にも主体性が生まれやすくなります。

『知りたい、教えて』でコーチングコミュニケーションをしてみましょう。

塾長 木口

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